2018年4月1日日曜日

なかなか難しい・・・

 蜂飼の師匠が巣枠式の日本蜜蜂の巣箱を開けてみるというので見に行ってきた。
重箱式の巣箱がいくつもあったのだが、この冬に全滅してしまったそうだ。
残ったのは巣枠式の巣箱に入れていた2群だけになってしまったらしい。
 巣枠式の巣箱は洋蜂用の物で、中の巣楚も洋蜂用をそのまま使ったそうだ。
日本蜜蜂用の巣楚もあるが、洋蜂用で問題ないらしい。洋蜂と日本蜜蜂では巣の目の大きさが違う。日本蜜蜂の方が若干小さい。

 上の段は巣枠が三枚だけ入ってた。

 きれいに貯蜜されている。
遠心分離機を使えそうだ。

下の段は7枚の巣枠が入ってる。

 下の段は育児圏になってる。
王椀が出来ていた。
王台が出来たら別の箱に移してやれば分蜂させずに巣分けさせる事ができるらしい。

 蜂数多く結構な勢いの群だ。

 底を掃除して巣枠を元に戻す。

 上の段の貯蜜された巣枠は採蜜した。
今回は巣楚ごと採る。

三枚分でも結構採れた。

なるほどうまく手入れしていれば、巣枠式の巣箱は中の様子が観察できるし、採蜜もやりやすくていいな。
 重箱式と大分違う事が面白い。
しかしほっぽらかしには出来ないので、ずぼらなおいらには重箱式が手間なくていいなw
 帰ってからうちの巣箱を見た。
先ずは二号巣箱を・・・












これは結構な勢いだ。
巣板が伸びて底板に届きそうになっている。


蜂をどけて観察してみた。
王椀とすでに閉じた王台が全部で6個程確認できた。
閉じてる大きめの王台3個だけ残して、あとは潰しておいた。
今年はなるべく分蜂を抑えたい。
この調子だとあと一週間ぐらいだろうか・・・


 もう暖かくなってきたので、内部の換気のために一段足しておいた。
全部で7段もあるとちっと不安だ。
本当だったら上の1段を取って採蜜したいところだが、タイミングを逸してしまった・・・
 一号巣箱は全滅していた・・・
このところ全く出入りがなかったが、やっぱりだめだったか。
巣板の状態は悪くない。
中に蜂はほとんど残ってなかった。
アカリンダニの影響だと思われるが、ほとんど巣から這い出て外で死んでしまったのだろう。

 育児圏には幼虫が入っていた形跡がほとんどなかった。
女王が調子悪くなって産卵できなくなっていたのだろう。

 天板を外したら、最上段の半分はカラカラな状態だった。

上から2段目は蜜が十分に溜っていた。
この段はまだスムシもほとんど付いていなかったので採蜜出来そうだ。








巣板をバラして採蜜した。
どれぐらい採れるかな。

一号巣箱は3年前の春に師匠のとこから貰ってきた群だった。
一昨年と去年で何度となく分蜂して群を増やしていた。
去年の秋までは結構な勢いもあって、やっと冬を越したと思ったのに残念だ。
日本蜜蜂は蜜を採る事より、群を維持していくのが難しいんだな・・・

0 件のコメント:

コメントを投稿